明るい空間の最新式トイレへ

春日部市Tさん/自宅/トイレリフォーム

明るい空間の最新式トイレへ

Tさんのお悩み・ご要望

トイレを交換しようと思ったきっかけは、洗浄機能が故障したことと、トイレから水漏れがするようになったからです。気がついたら便器がじわっと濡れていて、それが床に伝わっていたんです。
トイレを購入したのは15年前。修理をするよりも、最新式のトイレは掃除が簡単だし、節水性も高いからと交換することにしました。またトイレを交換すると床のクッションフロアにそれまでのトイレのカタチの跡が残るため、合わせて取り替えることにしました。

SUUMOリフォームストアから

大1回を流すのに15年前のトイレが8L必要だったところ、新しいNewアラウーノVなら4.6Lと節水性も◎!また従来の陶器製トイレと比べて、汚れの原因となる水アカが付きにくいため、掃除もしやすくなるので、きっと日々の暮らしが快適になりますね!

  • Tさんのリフォーム内容
  • トイレの交換
    リフォーム前
    15年前のタンクレスの温水洗浄機能付トイレ(INAX サティス)

    リフォーム後
    最新のタンクレスの温水洗浄機能付トイレ(Panasonic NewアラウーノV)
    床のクッションフロア交換 新しいクッションフロアに交換

トイレのリフォーム作業

1.床のクッションフロアを剥がして下地を確認

リフォーム作業を行う前に、まずは現状を確認。今回の施工現場では、水漏れによって床の下地が腐食してないか、トイレに近い部分のクッションフロア(ビニール製で水を弾き、掃除が簡単)を剥がして確認してみます。

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    リフォーム前のトイレ。洗面室と脱衣場を兼ねたスペースにあります。

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    クッションフロアを剥がしてみると下地に黒カビが発生しています。

触って確かめると、どうやらカビだけで、下地自体は腐食していませんでした。これなら下地を変えなくても大丈夫なので、予定どおり床はクッションフロアの交換のみでいけます。

2.トイレの取り外しと、クッションフロアを剥がす作業を同時進行

古いトイレを取り外し、古いクッションフロアを剥がして、新しいトイレとクッションフロアを入れる準備をします。今回の施工現場はトイレと洗面台が同じ空間のため、普通の個室のトイレより床の面積が約2倍広く、クッションフロアを剥がす作業に時間がかかります。そこでトイレの取り外しとクッションフロアを剥がす作業を同時進行することで全体の作業時間の短縮を図りました。

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    トイレを取り外すため、トイレ内の水をまず取り出し、トイレを床に固定しているネジをとります。

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    同時にもう1人のスタッフがクッションフロアを剥がしはじめます。

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    床から外したトイレを2人で屋外に運び出します。

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    トイレを外した状態。まだトイレと排水口をつなぐアタッチメントが残っています。今回の施工現場のトイレは床から排水する床排水型です。ちなみに茶色のU字に見える部分は、汚れとなって残った古いトイレの跡です。新しいトイレとカタチが異なるので、クッションフロアを替えずに新しいトイレを設置すると、古いトイレの跡が見えてしまいます。

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    トイレと排水口をつなぐアタッチメントを取り外します。

アタッチメントを含めトイレの取り外しに約20分です。

3.クッションフロアを交換する

床のクッションフロアを交換します。今回の施工現場は洗面所と脱衣所を兼ねているため、個室のトイレと比べて床の面積が2倍以上あります。そのためクッションフロアを剥がしたり、新しく張る作業時間が約2倍かかります。

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    クッションフロアを剥がします。黒く見えるのはトイレからの水漏れによって発生した黒カビです。

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    やすりで削って下地についた黒カビを落とします。

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    クッションフロアの糊をヘラで剥がします。全て取れるわけではありませんが、下地に凸凹がないように残っている糊を剥がします。

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    新しいクッションフロアを床にあてて、おおよそのサイズを調べ、必要な長さ分だけ切り出します。

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    化粧洗面台の排水管部分は、クッションフロアに切れ目を入れて排水管を上に出せるようにしておきます。

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    クッションフロアを張るための糊を、ヘラを使って隙間なく下地に塗っていきます。

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    糊を塗った下地の上にクッションフロアを載せ、シワができないよう布を巻いた棒でこすりながら張 っていきます。

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    扉部分など建具の形状に合わせてクッションフロアのカタチを整えます。

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    端の部分は後でヨレや隙間ができないように、ヘラを押 しつけながらクッションフロアをピンと張っていきます。

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    余ったクッションフロアを切り取ります。

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    クッションフロアと壁の間にシーリング剤(糊の一種) を充填し、防水性と気密性を高めます。

クッションフロアの張り替えはこれで終了。施工面積が広かったため、約2時間50分かかりました。

4.新しいトイレ「NewアラウーノV」を取り付ける

新しいクッションフロアに張り替えたら、次は新しいトイレ、NewアラウーノVの取り付けです。床に新しいトイレと排水口をつなぐアタッチメントと呼ばれるパーツを取り付け、そこに合わせてトイレを設置。その後給水管や電気コードなどをつないで完了です。

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    新しいアタッチメント(トイレと排水口をつなぐパーツ)を床に固定します。トイレにつなぐ給水管から、残っている水を抜くために、家全体の水をとめます。そのため10分間ほど家の中は断水となります。

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    新しいトイレに合う給水管の取り付け口を付けます。

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    先に取り付けていたアタッチメントに合わせて、トイレを置きます。向きを微調整したらネジでトイレを床に固定します。

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    温水洗浄便座が正しく動くか、試験を行います。

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    施主Tさんに位置を確認して、温水洗浄便座のリモコンを壁に取り付けます。

施工作業完了

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リフォーム前
リフォーム後

以前よりも明るいトイレ空間に!

トイレの取り付け開始から掃除が終わるまで約40分。施工現場の状況の確認からトータル約4時間で、トイレの入れ替えと床のクッションフロアの張り替えが完了しました。
「丁寧な仕事で助かりました!新しいクッションフロアに白い木目を選んでよかったです。おかげでトイレが明るくなりました」と施主のTさんにも満足していただけました。
見た目はあまり変わらないように見えても、大1回を流すのに15年前のトイレが8L必要だったところ、新しいNewアラウーノVなら4.6Lと節水性も高まっています。また従来の陶器製トイレと比べて、汚れの原因となる水アカが付きにくいため、掃除もしやすくなるので、きっと日々の暮らしが快適になるでしょう。

  • リフォームの主な作業時間
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予算と欲しい機能のバランスで選びたいトイレ、実は排水方式など家の構造により対応できる商品が異なります。

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記事公開日:2018年7月31日

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