シックな空間の最新式トイレへ

さいたま市 Sさん/飲食店/トイレリフォーム

シックな空間の最新式トイレへ

Sさんのお悩み・ご要望

18年前に建てたお店の1階にあるトイレは大勢のお客様が使うこともあり、毎日のトイレ掃除が大変でした。
そこでインターネットで調べてみると、最近のトイレは掃除が簡単だというし、節水もできるというので、交換することにしました。
またトイレの床や壁も汚れてきたことと、以前壁に取り付けていたタオル掛けのバーに誰かが寄りかかるなどして力が加わっため、壁の石膏ボードごと取れてしまったので、壁の修繕と全体の張り替えをお願いしようと思いました。
新しいトイレは陶器製ではなく、汚れが付きにくい有機ガラス系の素材を使ったNewアラウーノVにすることを検討。NewアラウーノVを設置してくれるリフォーム会社を探していました。

SUUMOリフォームストアから

商売で使うため、やはり掃除のしやすさは重要。また大1回を流すのに約4.6Lで済む節水性も、一般家庭より使用頻度の高いお店のトイレではランニングコストを考えると魅力的ですね!

  • Sさんのリフォーム内容
  • トイレの交換
    リフォーム前
    18年前のタンク付トイレ+暖房便座(便器/松下電工製_ネオボルテックス200、暖房便座/松下電工製_暖房便座Dタイプ)

    リフォーム後
    最新のタンクレスの温水洗浄機能付トイレ(Panasonic NewアラウーノV)
    天井と壁のクロス交換 穴の修復と新しいクロスに交換
    床のクッションフロア交換 新しいクッションフロアに交換

トイレのリフォーム作業

1.トイレの現状を確認

リフォーム作業を行う前に、まずは現状を確認。壁に穴が二つ開いています。また床は、よくある木の下地ではなく、コンクリート製だとわかりました。コンクリートの場合、トイレを床に固定させるためのネジを直接打てないので、あらかじめねじ穴を開ける必要があります。

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    リフォーム前のトイレはタンク付トイレと、シャワー機能はありませんが便座を温める暖房機能のついた便座を組み合わせたタイプです。床はコンクリート製のため、トイレ本体を取り付けるためにねじ穴を開ける作業が必要。その分、下地が木の場合と比べて少々時間がかかりそうです。

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    壁にはピンクのクロスが張られていました。以前はタオル掛けバーを取り付けていたのですが、バーの根本に当たる2カ所に穴が開いてしまったそうです。

2.トイレの取り外し

まずは古い松下電工製のトイレを取り外します。その間に内装担当のスタッフが壁の穴の状況を確認し、補修の方法を検討。穴を埋める準備をします。

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    タンクと便器内の水を抜き、トイレのネジを外して床からトイレを取り外します。トイレと床の排水口をつなぐアタッチメントを残した状態です。

今回の施工現場のトイレは床から排水する床排水型。ちなみに茶色のU字に見える部分は、汚れとなって残った古いトイレの跡です。新しいトイレとカタチが異なるので、もしクッションフロアを替えずに新しいトイレを設置すると、古いトイレの跡が見えてしまいます。
トイレの取り外しの所要時間は約20分です。

3.天井と壁のクロス、床のクッションフロアを張り替え

天井と壁のクロス、床のクッションフロア(ビニール製で水を弾き、掃除が簡単)を剥がして、新しいクロスやクッションフロアに張り替えます。また壁の穴の補修も行います。
従来はピンクの壁クロスとベージュの床のクッションフロアでしたが、それぞれグレーのクロスと、汚れが目立ちにくいダークブラウンのクッションフロアに変更します。
ちなみにトイレを交換する場合、床に古いトイレの跡が汚れとなって残ります。床のクッションフロアを替えずにトイレだけ交換すると、その汚れが見えてしまいます。

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    床のクッションフロアを剥がします。今回の施工現場は床から20cmほどの高さまでコンクリートとなっており、クッションフロアはこの部分まで張られています。

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    穴埋めの作業を開始。まず穴を埋めるパテ(接合剤)をつくってから、穴の部分のクロスを剥がします。穴を特殊なテープでふさぎ、パテを塗る下地にします。

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    穴をふさぐテープ上にパテを塗り、ドライヤーで乾かし、またパテを塗り……を繰り返すことで穴が埋まりました。

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    天井からクロスを張ります。照明器具の部分はクロスに切れ目を入れて、そこから照明器具を通して天井にネジで固定します。

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    続いて壁のクロスを張ります。

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    壁のクロス張りが終わると、次は床のクッションフロアを張ります。まずは張る部分に糊をムラなく塗ります。ドア部分の柱などにカタチが合うようクッションフロアを切ります。

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    クッションフロアを張り、外しておいたペーパーホルダーや換気扇などを取り付けます。

内装のリフォーム作業の所要時間は約3時間30分。時間がかかったのは
(1)壁の穴を埋める作業が必要だったこと
(2)床がコンクリートのため、ドアの下にある見切り板の取り外しと取り付け作業に時間がかかったこと
が主な理由です。

4.新しいトイレ「NewアラウーノV」を取り付ける

新しいトイレ、NewアラウーノVを取り付けます。床がコンクリートのため、木の下地と違い、あらかじめねじ穴を電動ドリルで開けてからトイレと排水口をつなぐアタッチメントや、トイレ本体を取り付けます。

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    トイレにつなぐ給水管から残っている水を抜くために、家全体の水をとめます(10分間ほど家中が断水となります)。それから給水管を新しいトイレに合わせるために新しい給水管を取り付けます。タンク付トイレより背の低いタンクレスになるので、新しい給水管はこのように短いものが使われます。

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    新しいアタッチメントを付けるのですが、床がコンクリートのため、取り付ける前にねじ穴を電動ドリルでつくります。穴の位置を間違えると大変なので、何度もアタッチメントを置いて位置を確かめてから慎重に作業します。つくったねじ穴を使って新しいアタッチメントを取り付けます。

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    アタッチメントに合わせて新しいNewアラウーノVを床に設置し、ネジでとめます。

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    給水管や電気コードをつないだ後、施主Sさんの希望する位置に温水洗浄便座のリモコンを設置します。

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    温水洗浄便座が正常に動くかチェックします。これでリフォームは終了です。NewアラウーノVの取り付け作業の所要時間は約2時間。時間がかかったのは、床のコンクリートにねじ穴を開ける作業と、排水管の内部に残っていた古いアタッチメントを取る作業が必要だったためです。

施工作業完了

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リフォーム前
リフォーム後

雰囲気を一新!シックな空間に

以前は明るいイメージでしたが、リフォームによりシックなトイレ空間に生まれ変わりました。お店のトイレということもあり、清掃のしやすさを気にされていたSさんでしたが、新しいトイレは汚れがつきにくい素材で、節水しながらも水流が強いため汚れを洗い流す力も強いタイプ。また床も汚れが目立ちにくいダークブラウンで、水を弾くクッションフロアですから、これまでよりもずっとトイレ掃除が簡単になるでしょう。

  • リフォームの主な作業時間
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記事公開日:2018年7月31日

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